« 就職活動であわただしくなった頃 | トップページ | 大企業の工場見学に行く »

就職を決意するも、小さな会社は見つけにくい

けれども、今やっている研究で博士課程に行ったら、当然、その分野での仕事をしなければいけない。自分がその当時やっている分野は、わりと好きな方だったが、仕事にしたいほど好きにはなれなかった。もっと別なものがあるように感じていた。

「う~ん、どうしよう。」

ソファから天井の蛍光灯を見つめる。

「よし、博士課程は、やっぱりナシだ。就職しよう。」

割りとあっさりと決断できた。そして、

自分にあった小さな会社を探そう、と心に決めた。

しかし、小さな会社を探すのは難しかった。普段からビジネスに興味があるわけでもなかったから知っている会社の数なんて、たかが知れていた。やっぱり、大企業の名前しか知らない。

まずは、自分が好きな業種、職種で会社を探してみる。自分は、大学の3年くらいから
プログラミングをやっており、

「プログラミングって、なんかいいな」

と思っていた。やるなら、プログラミングの仕事をしたかった。小学生の低学年の頃から
地元のゲームセンターに入り浸っていたので、それが影響していたかもしれない。

しかし、ゲーム業界はダメだと思った。ゲームのプログラマをやるには、もっと小さいころから経験を積んでなければダメだ。中学生のとき、友達がMSXや、NEC-PC98を持っていたが、あれぐらいの頃から趣味でプログラミングをやるくらいの経験がなければ、ゲーム業界では勤まらないだろう、と思っていた。僕は、授業や趣味で本を見ながらC言語をやるくらいのレベルだった。

# 後になって、こんな方もいらっしゃるというのを知りました。

# ダメプログラマーの駄目駄目成長期

また、やるなら娯楽関係ではなく、ビジネス寄りのソフトをやってみたい、という気持ちもあった。とはいうものの、ゲーム以外のプログラミングの仕事と言っても、どんなものがあるのか、良く知らなかった。

そういう状態で、何日かインターネットで企業を探した。

確か、リクルートなどの学生向けのサイトを使っていたと思う。自分のプロフィールを登録すると、それに合いそうな企業を紹介してくれるというものだ。今でも一般的なものだろう。

自分の中で考えていた小さな会社と言うのは、社員数が数人~50人程度を想定していたが、こうした就職斡旋会社の案内には、そこまで小さな会社は存在しなかった。

社会に出てみれば、それは当り前のこととして理解できるのだが、就職斡旋会社を使うには、企業側にもコストがかかる。小さな会社は、コストを最小限に抑えたいので、そうした就職斡旋会社を使わない。というか、そもそも新卒を毎年採らない。当時は、そんなこともわからなかった。

なので、自力で探すしかなかったが、そう簡単には見つけられなかった。インターネットが使えたとはいえ、小さな会社というのは、やはり露出が少ない。自分も業界を絞り込んでいなかったので、探し方も漠然としたものだった。

そんな中、起業して間もない2名の会社というのを見つけて、面接までしてもらったが、求めている人物とは認められなかったらしく、その後につながらなかった。

これも後になってわかったことだが、

小さな会社は即戦力を求める。育てている時間はないのだ。だから中途採用を好む。

当時の僕のプログラミングのスキルは低かったので、認められなかったのは自然なことだった。

仕方がないので、それまでに見つけた、数十人から数百人程度の中小企業の会社説明会や面接に申し込んだ。

また、そこでは、一応、大企業の工場見学も申し込んだ。これは、就職が目的ではなく、社会勉強のためだった。大企業の工場を見たり、話を聞いたりすることは、のちのち役に立つように思えたし、もしかしたら、自分は大企業に対して、大きな思い違いをしていることに気付くかもしれない、とも思っていた。

(続く)

にほんブログ村 就職バイトブログ 就活・就職活動へ にほんブログ村 転職キャリアブログへ にほんブログ村 IT技術ブログ プログラム・プログラマーへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

|

« 就職活動であわただしくなった頃 | トップページ | 大企業の工場見学に行く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 就職を決意するも、小さな会社は見つけにくい:

« 就職活動であわただしくなった頃 | トップページ | 大企業の工場見学に行く »